お花のペット霊園 最新情報

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大型火葬車の火葬炉の大修理を致しました。

今回大型火葬車の火葬炉の大幅な変更を致しました。

11月の中旬と昨日の超大型犬の火葬で火葬炉の中が大変な事になってしまいました。
37キロと35キロの大型犬でしたが、火葬が終了しても炉内の脂分に火がついているのが中々消えません。

昨年11月頃から色々と試行錯誤を繰り返していました。
それは、超大型犬を火葬すると噴き出した脂分が炉台と受皿の間に入ってしまうのです。

この受け皿との間に入ってしまった脂は、火葬が終了したかに見えても脇からユラユラと脂分が燃えている炎が出て中々止まりません。

火葬を終了するには、この脂分を全部燃え尽きるまで燃焼し続けなければなりません。そうしないと大変な臭いが出て来てしまいます。

この試行錯誤の基本は、炉台と受皿の間に出来た隙間を埋める事です。
昨年の11月以前に行っていた方法は、「この隙間にインソールマットの細く切ったのを詰め込んでその上からキャスターを塗って蓋をする。」と云う方法でした。

この方法で大丈夫かなって思っていたのです。
それは、30キロ未満の大型犬が続いていてそれ程脂分が受皿の外にこぼれて来なかったのでしょう。

そこに昨年、11月に29キロのラブラドールで125分も時間が掛かってしまったのです。そして次の日のゴールデンレトリバー27キロでも遺体が燃え尽きてからも30分間脂分の燃焼に時間を費やしてしまいました。

そこで、この受け皿と炉台の間の穴を確りと埋めてこの隙間に脂が入り込まないようにしようと考えました。この時は、キャスターを緩めにしてこの隙間に流し込みました。

受皿の外にこぼれても斜面にしているので、その脂が受皿に戻って来るように隙間を確りと埋めて左官ゴテで綺麗に表面を滑らかにして作りました。

その甲斐があってか暫くは、うまく行っていたのです。
そこで伏兵が出てきました。

それは、受け皿の先端部分の板が変形し始め、動き出してしまいました。
受皿の鉄板が曲りはじめ、火葬中の炎で前から10センチほどの鉄の受皿が溶け始めてしまいました。

3月と5月にもこの溶けてしまった受皿の中に脂が入り込まないようにキャスターで穴埋めいたしました。そしてこの頃から少しずつ炉台と受皿の間詰をしておいた所からひび割れが発生し始めそれが受皿の廻りに縦に入り始めました。

こうなると脂が外にこぼれてくると、隙間に入ってしまいます。
それが10月、11月と酷くなってきました。

その為に、受け皿の新品を用意して空いている時間を見つけていましたが、昨日の事もあり本日意を決してこの火葬炉の炉台の部分の大修理に取掛かったのです。

私一人で朝から初めて夕方まで掛かりました。
特に、前回キャスターを混練液を使って間詰を致しましたので、その部分が確りと炉台のくっ付いていて新しい受皿を入れる時に斫をする始末です。

中々、新しい受皿が入っていきません。
やっと入れたのですが、これからが本番です。

混練液をキャスターと混ぜ合わせてその隙間に流し込むのですが、かなり緩くして脇から流し込みました。

こんなに入るのかと思うほど入っていきます。
混練液とキャスターが混ざると途端にベタベタと手に張り付いてきます。

緩いから固まる時間が可也必要かもしれません。
この分では、明日の大型火葬炉の使用は出来ないでしょう。

隙間にゆるく混ぜたのを始めに流し込んで上の方は少し硬めにして見ました。
これでしっかりと止められれば良いのですが。

今回も脂分が受皿に外にこぼれても受皿の中に戻って来るように少し傾斜をつけました。
又、今回の受皿は、立ち上がりの高さを前回から2cm下げてあるので炉台の外側の部分に張り付けてある煙が外に漏れださないためのインソールマットの中に落ちれば確実に受皿に溜まります。

また、ボーダーにしてあるインソールマットも脂分がそこに落ちて来ればそれを吸収してくれます。そして火葬炉の壁面にベタリと付くようにいっぱいに張ってありますので脂分は外に漏れて行きずらいと思います。

そして、今回の特徴の一つでもある火の噴射部分から出てくる炎で網の先端から燃え尽きてなくならない様にインソールマットも二重に致しました。

又、耐火煉瓦を敷かない部分も全開20cmだったのを10cmにして前の遺体が来ても大丈夫なようにいたしました。

この様にして今回は、今までの経験上得た知識を基に可也大幅な改造をして脂分が炉台との隙間に入らない工夫をしました。

この大幅な変更で、この火葬炉が上手く機能してくれることを期待しています。
今日の作業は、朝から始めて夕方の17時30分まで掛かりました。

確りと乾いてくっ付いてから火葬をするつもりですが、この間大型犬の火葬は暫く出来ませんが28日に入っている大型犬が最初になると思います。

もしも、お客様でご希望の方々には大変申し訳ないのですが暫くご猶予を戴きたいと思います。
綺麗で臭いの出ない火葬を目指して、より一層進歩して参りたいと思いますのでよろしくお願いします。

日時:2015年12月22日 23:16


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共同墓地埋葬価格

当霊園で火葬したお客様

当日埋葬料金
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大型犬 以外…………6,000円
持帰り後日埋葬料金
大型犬(6〜7寸骨壷)…11,000円
大型犬 以外…………9,000円

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大型犬 以外…………15,000円

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名称分類 体重合同葬お預葬持帰葬立会葬
極小動物200g12,00015,00018,00020,000
 極・小動物の移動火葬:立会料金のみ、一任火葬がご希望の場合も立会料金になります。
小動物1kg12,00014,00017,00019,000
小動物1超は5未満の兔の金額です。
1未満は小動物、他は犬の金額
フェレtット5kg12,00018,00020,00022,000
5kg12,00018,00020,00022,000
普通猫5kg13,00019,00021,00023,000
中型猫10kg19,00024,00027,00029,000
大型猫15kg25,00030,00033,00035,000
小型犬5kg17,00019,00021,00023,000
中型犬10kg19,00024,00027,00029,000
中型犬15kg25,00030,00033,00035,000
大型犬25kg31,00036,00039,00041,000
 大型犬や大型犬が入った雑種犬が15キロ未満でも、25キロ未満の大型犬の金額です。
大型犬30kg37,00041,00044,00046,000
大型犬35kg42,00046,00049,00051,000
35kg超の火葬は、合同とお預火葬のみです。
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